県内の発生状況 2025年第5週(1月27日から2月2日)
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、第4週6.82人、第5週7.17人と横ばいで推移し、西条保健所では注意報レベル(定点当たり10人以上)が続いています。
乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層でみられており、特に10~14歳は第4週37人から第5週80人と急増しています。
引き続き、場面に応じたマスクの着用や定期的な換気、こまめな手洗い、咳エチケットなどの基本的な感染対策を励行しましょう。
新型コロナウイルス感染症 定点当たり報告数の推移
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愛媛県 |
保健所 |
四国中央 |
西 条 |
今 治 |
松山市 |
中 予 |
八幡浜 |
宇和島 |
定点当たり報告数 |
5週 |
7.17 |
3.40 |
11.50 |
8.63 |
6.56 |
3.43 |
8.00 |
6.29 |
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注意報 |
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4週 |
6.82 |
2.80 |
11.70 |
5.25 |
6.25 |
2.86 |
7.71 |
8.86 |
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注意報 |
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3週 |
6.65 |
9.60 |
9.00 |
9.63 |
4.88 |
3.29 |
3.86 |
8.00 |
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<新型コロナウイルス感染症の注意報・警報の基準> ※県独自の注意喚起の基準
国から統一した基準が示されるまでの当面の間、下記の基準を基に注意喚起を行います。
注意報:流行の発生前であれば今後大きな流行が発生する可能性があること、流行の発生後であればその流行はまだ終わっていない可能性があることを示します。
警報:大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
*前週に警報が発生していた場合は、警報の継続基準値10以上は警報となります。
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基準値 |
注意報 |
定点当たり患者報告数が10人以上30人未満 |
警報 |
定点当たり患者報告数が30人以上(継続*10人以上) |






変異株について
- BA.2.86系統(オミクロン)
BA.2.86系統は、2022年に主流となったBA.2系統の亜系統で、過去に報告されているBA.2系統のスパイクタンパク質に30以上のアミノ酸変異を有しています。2023年7月にイスラエルとデンマークから報告されて以降、複数の亜系統が報告されています。
BA.2.86系統の亜系統であるJN系統は、欧州諸国を中心に感染者数増加がみられており、世界的にXBB系統からの置き換わりが進んでいます。2024年9月現在、多くの国で主流となっており、日本においてもJN.1系統とその亜系統が検出割合の9割以上を占め、なかでもKP.3系統は大多数を占めています。
いずれの系統も感染者数増加の優位性、重症度、治療薬の有効性への影響について明らかとなった知見はなく、今後の国内外での検出状況、感染者数や重症者数の推移を注視する必要があります。
- 最新の変異株に関する情報は国立感染症研究所ホームページ(コロナウイルス感染症|国立感染症研究所HP<外部リンク>)をご覧ください。
参考