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2025年第36週から2025/2026シーズンの集計を開始しました。2025年第35週までの発生状況は「感染性胃腸炎の流行状況(2024/2025シーズン)」をご覧ください。
感染性胃腸炎は、細菌、ウイルスなどの感染性病原体による嘔吐、下痢を主症状とした感染症の総称です。夏の時期は、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの細菌が原因となっていることが多く、また秋から初春の時期は、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスが主原因となって流行します。
2023/2024シーズンは新型コロナウイルス感染症流行前と同じく、年末年始を境とした二峰性のピークと、春から初夏にかけた緩やかなピークがみられていましたが、2024/2025シーズンは年始から増加傾向となり、3月と4月に大きなピークがみられた後、比較的高い水準で緩やかに減少しました。
県内の感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第48週5.35人から第49週4.60人と減少しましたが、松山市保健所で増加しています。
秋から初春にかけてはノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスによる感染性胃腸炎が増加する傾向がありますので、次のポイントに注意し感染予防に努めましょう。
| 愛媛県 | 保健所 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 四国中央 | 西条 | 今治 | 松山市 | 中予 | 八幡浜 | 宇和島 | |||
| 定点当たり患者報告数 | 49週 | 4.60 | 3.00 | 4.25 | 3.00 | 7.00 | 2.50 | 8.00 | |
| 48週 | 5.35 | 4.50 | 4.75 | 5.50 | 6.17 | 2.50 | 13.00 | ||
| 47週 | 4.37 | 2.50 | 4.75 | 1.50 | 6.00 | 6.00 | 6.50 | 0.50 | |
※報告がない場合は空欄となっています



