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RSウイルス感染症の流行状況(2025年)

ページID:0103646 更新日:2026年1月23日 印刷ページ表示

 2025年第1週以降の発生状況を集計しています。過去の発生状況は「注目感染症(過去データ)」からご覧ください。

 RSウイルス感染症は、主に2歳以下の乳幼児を中心に流行する呼吸器感染症です。2017年から2019年は秋季に報告数のピークがみられていましたが、2021年からは流行時期が早まり、初夏~夏季にピークがみられました。

RSウイルス感染症の患者発生状況 2025年第1週から第52週(2024年12月30日から2025年12月28日)

 2025年は、例年より早く1月下旬から報告数が増加し、3月中旬(第12週)に一度ピークを迎え減少した後、例年の流行時期である6月下旬ごろから再度増加し始め、9月から10月にかけて二度目のピークがみられました。最高値は9月上旬(第36週)の定点あたり3.65人でした。
 県全体の累積定点あたり報告数は64.46人で、例年と同程度の発生規模でした(過去5シーズン平均:58.43人)。

 保健所別の累積定点当たり報告数は、八幡浜保健所が142.75人と最も多く、次いで今治保健所142.00人、西条保健所81.83人、松山市保健所64.96人、中予保健所57.50人、四国中央保健所47.33人、宇和島保健所4.50人の順でした。

 年齢別の累積報告数は、1歳532人、0歳402人、2歳348人、3歳221人の順で、3歳以下の乳幼児が83.9%を占め、昨年(83.4%)と同程度となりました。

 この疾患は発熱や鼻汁、咳など軽いかぜ様症状がみられますが、生後6か月未満の乳児が感染すると細気管支炎や肺炎等の重篤な症状を起こすことがあるため、乳児がいるご家庭や保育園などの集団生活では特に注意が必要です。

 感染予防のため、日常的に乳児に接する方で咳等の症状がある場合はマスクを着用し可能な限り乳児との接触を避けましょう。

 子どもたちが日常的に触れるドアノブ、手すり、おもちゃなどはこまめにアルコール又は塩素系の消毒剤等で消毒し、液体せっけんと流水による手洗いを励行しましょう。

 乳幼児に激しい咳、痰が絡んだ咳や息苦しそうな様子がみられたら、早めに医療機関を受診してください。

【咳エチケット】

  • 他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクがない時は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。​

県内 週別発生動向(過去5年との比較)

県内 保健所別発生動向

県内 年齢区分別発生動向

(参考)全国週別発生動向(過去5年との比較)

RSウイルス感染症とは

病原体

 RSウイルスの感染によって発生する呼吸器感染症です。

症状等

 発熱や鼻水、咳などの上気道炎症状が2、3日続いた後、肺炎症状を引き起こして重症化する場合があります。潜伏期間は4、5日であり、その後発症して1週間から10日程度症状が続きます。

 生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染し、その後再感染する場合もあります。新生児、乳幼児や免疫の弱った方が重症化しやすく、年長児や成人では重症化することはあまりありませんが、感染源となるので注意が必要です。

感染経路

 原因ウイルスが鼻やのどの分泌物に排出され、それらが付着した手指や物(ドアノブ、手すり、おもちゃなど)を介して感染する接触感染や、咳やくしゃみなどによる飛沫感染が中心です。

予防方法

 接触感染を防ぐため、外出後や食事の前など、液体せっけんを使用したこまめな手洗いを励行しましょう。年長児や成人は、感染しても症状が軽いため、知らないうちに乳幼児への感染源となっている場合があります。特に乳幼児がいるご家庭や、保育園などの集団生活では、手洗い、咳エチケットなどを励行してください。また、ドアノブ、手すり、おもちゃなど、手が触れる場所の消毒(アルコール消毒など)も有効です。


週報は毎週金曜日15時更新予定です。

感染症情報の発行日は報告週対応表をご確認ください。

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