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ウスキキヌガサタケ

Phallus luteus (Liou & L. Hwang) Kasuya 【 スッポンタケ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
情報不足(DD)
ウスキキヌガサタケ画像
種の特徴 常緑広葉樹林(特にシイ・カシ)内地上に生える腐生菌。寒天質の幼菌(菌蕾)は地中生で直径2.5〜4㎝の卵形。生長すると菌蕾から高さ10〜20㎝の円柱状のきのこを現す。傘はつりがね形で白色を帯び、傘と柄の間から黄色の菌網(マント)を出す。
分 布 県内:新居浜市、今治市、東温市、松山市、伊予市。 県外:本州中部以西、四国、九州;インドネシア、オーストラリア、アジアの熱帯域。
生息状況
選定理由
熱帯性で確認例の少ない珍菌として、以前は国・県ともに絶滅リスクを高く判断していたが、以前に比べて確認事例は増えている。継続して観察される場所もあるが、腐生菌であるため発生そのものが不安定である。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:沖野登美雄執筆者: 小林真吾
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