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ヘラガタカブトゴケ

Lobaria spathulata (Inumaru) Yoshim. 【 Lobariaceae カブトゴケ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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種の特徴 地衣体は径20㎝を超える大型の葉状地衣。裂片は広い角度で二叉分岐を繰り返し、その縁部に腹背性のある扁平な裂芽または小裂片をつける。背面は緑褐色から褐色、網目状の凹凸がある。腹面は淡褐色で平滑、背面に網目状隆起の部分はやや窪み、黒色のトメンタと偽根を密生する。
分 布 県内:石鎚山系、面河渓、赤石山系、鬼ヶ城山系。 県外:北海道〜九州。
生息状況
選定理由
30〜50年前に県内各地の山地から確認されているが、近年の調査では大型に生長している株は少なく、減少傾向にあると考えられる。山地の湿潤で風通しの良い半日陰となる場所に生育するため、わずかな環境変化で地域個体群が消失する恐れがある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: 川又明徳
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