ヤブレガサゴケ
Paulia japonica Asah. 【 Lichenaceae ツブノリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
| 種の特徴 | 地衣体は葉状で径10〜15㎜、厚さは1㎜程度の小形、ほぼ放射状に分裂した裂片は丸みをおびる。腹面中央部の臍状体で基物に固着する。乾燥時は黒褐色で固いが、湿ると暗緑褐色の寒天状をなる。露出した石灰岩を好む。好石灰岩性地衣。 |
|---|---|
| 分 布 | 県内：西予市。 県外：四国（高知県）。 |
| 生息状況 選定理由 |
全国的に見ても希産種であることに加え、好石灰岩性という特殊な条件が必要なことから、生育基物である石灰岩岩壁の崩壊、森林伐採や台風等の自然災害よる日照の変化や乾燥化等の生育環境の変化により消失の恐れがある。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | --- |
撮影者：川又明徳 執筆者： 川又明徳
