アオカワモズク
Batrchospermum helminthosum Bory 【 カワモズク科  】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
| 種の特徴 | 平地の小河川や湧水起源の水路などに生育する紅藻。藻体は青緑色ないし濃緑色で不規則に分枝し、高さ4〜5㎝程度。寒天質で微細な輪生枝が球状〜樽型となって融合、細かなビーズが連なった外観を呈する。果胞子体は中軸につく。 | 
|---|---|
| 分 布 | 県内:各地。 県外:日本各地;世界各地。 | 
| 生息状況 選定理由  | 
比較的水質の良い小河川や水路に生育する。チャイロカワモズクと同所的に発生することが多い。差し迫った危険は少ないが、藻体自体が脆弱であることから、水質の変化や水路の改修、水利慣行の変化などの要因で容易に絶滅リスクが高まる。 | 
| 特記事項 | 分子系統解析等により種の再検討が進展し、ミドリカワモズクなど数種類と認識されていた緑色系のカワモズクは本種に統合された。 | 
| 地方名 | --- | 
撮影者:---執筆者: 小林真吾 
