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ハデフラスコモ

Nitella pulchella Allen 【 シャジクモ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
ハデフラスコモ 画像
種の特徴 雌雄同株で藻体はほとんど全部にわたって寒天質におおわれ、体長は20〜50㎝。結実枝と不結実枝は分化し結実枝は球状。不結実枝は2〜3回分枝するものが多いが、ときに1回または4回分枝する。第1分射枝は太く、小枝全体の4/5をしめるが変異もあり、第2分射枝は6〜8本、第3分射枝は4〜5本、第4分射枝は3〜4本からなる。最終枝は1〜3細胞性からなり、終端細胞はソーセージ状である。雌雄両性器は結実枝の第2・3節につき雄器は長い柄をもつ。卵胞子暗褐色か黒色で楕円体、螺旋縁は顕著で7〜8本。卵胞子膜の模様は網目状。酸性の強い水中を好んで生育する。
分 布 県内:今治市。 県外:本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
今治市の5ヶ所のため池で確認された。県内では分布が限られており、生育もきわめて稀と考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:加藤将執筆者: 藤原陽一郎
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