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フタマタフラスコモ

Nitella furcata (Roxburgh ex Bruzelius) Agardh var. furcata 【 シャジクモ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
フタマタフラスコモ 画像
種の特徴 雌雄同株で体長は20〜40㎝。結実枝と不結実枝の分化はない。小枝は2〜4回分枝し、第1分射枝は全長の約1/2、第2分射枝は4〜6本、第3分射枝は3〜4本、第4分射枝は1〜3本からなり、最終枝は常に2細胞性で多くの場合は短縮している。雌雄両性器は小枝の1〜2節につき雌器は2〜4個群生する。卵胞子は暗褐色で楕円体、螺旋縁は顕著で5〜7本。卵胞子膜は網目状。変種のテガヌマフラスコモ N. furcata var. fallosaよりも小型の卵胞子をもつ。
分 布 県内:愛南町、西条市(記録)。 県外:本州中部以西;アジア、オーストラリア。
生息状況
選定理由
本種は水深の浅い環境に生育する。愛南町で3ヶ所の水田・休耕田で確認された。県内での生育はきわめて稀と考えられる。今回の調査では過去に記録がある西条市(1954)のため池では確認できなかった。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:加藤将執筆者: 藤原陽一郎
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