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イバラオオイシソウ

Compsopogon aeruginosus (J.Agardh) Kutzing 【 オオイシソウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
イバラオオイシソウ 画像
種の特徴 淡水域から汽水域にかけて生育する紅藻。藻体は付着器と直立糸状体からなり、通常、数本の糸状体が付着器から出る。藻体の細胞ははじめ単列だが成長とともに中軸細胞を皮層細胞が取り囲む複列となる。糸状体は円柱形で頻繁に分枝し、主軸の太さは1㎜程度、暗青緑色を呈する。成長した藻体の主軸には、長さ130〜550㎛、太さ80〜300㎛の棘状小枝が多数生じる。
分 布 県内:今治市。 県外:滋賀県、島根県、鹿児島県;世界各地。
生息状況
選定理由
2011年に島しょ部の汽水域で確認された。生育地での生育量は多いが、ほかの場所では確認されていない。既知の国内生育地点のうち、最初に確認された島根県の生育地では近年の確認がなく、本種の生育地は国内でも数ヶ所程度と考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:小林真吾 執筆者: 小林真吾
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