1. HOME
  2. コケ類
  3. オオミツヤゴケ

オオミツヤゴケ

Entodon concophyllus【 セン類:ツヤゴケ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 茎は横に這い、長さ1〜2㎝、枝分かれは不規則で斜めに立ち上がり、全体に強い光沢がある。葉は卵形で深く凹み、長さ1.5〜2㎜。先端は鋭く尖り、ゆるくひも状に枝につく。葉の中肋は二又して短く、葉縁には鋸歯はなく、細胞は細い線形。雌雄同株。胞子のうは直立し、卵形から球形。本属の他の種の胞子のうは細長い円筒形で、本種の球形に近い胞子のうはきわめて特徴的である。胞子は著しく大きく、径35〜55㎛に達する。
分 布 県内:石鎚山、小田深山(笠取山)。 県外:本州、四国、九州;中国大陸。
生息状況
選定理由
ブナ林で、風当たりの強い所の樹冠や枝に群生する。全国的に個体数が少なく、笠取山ではブナ林も存続が憂慮される状況にある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: 関 太郎
分類別一覧ページへ