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ミギワイクビゴケ

Diphyscium chiapense 【 セン類 イクビゴケ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
種の特徴 茎は短く、葉が集まって株状になる。中央に徳利状の胞子体があるが、それに接する葉(内雌苞葉)は先端が長く芒状に伸びるが、イクビゴケに見られるような縁辺に毛状の突起はない。内雌苞葉の外側にある普通葉は、先端が芒状に伸びず、葉細胞には1個の高いパピラ(突起)がある。
分 布 県内:宇和島市、四国中央市関川。 県外:本州(静岡県、和歌山、三重県)、四国(高知県、徳島県);メキシコ。
生息状況
選定理由
やや湿った岩壁上に群落を形成する。西南日本に稀に分布し、メキシコとの隔離分布は植物地理学的に注目される。愛媛県からは、小島ほか(2008)による宇和島市薬師谷、藤田ほか(2013)による東赤石山北面、関川からの報告がある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: 関 太郎
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