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イブキトボシガラ

Festuca parvigluma Steud. var. breviaristata Ohwi 【 イネ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 本植物は、トボシガラ F. parvigluma の苞穎(護穎)に芒のない(ごく短い)型を変種としたものである。山地の草原や林縁部に見られる多年生草本。葉は糸状で、幅0.5〜3㎜。花序は疎らで点頭し、第1苞穎はごく短く、卵形で鈍頭。最下の護穎は4.5〜6㎜。葯は楕円形で0.5〜0.6㎜、護穎には殆ど芒はない。トボシガラは5〜7㎜の芒がある。
分 布 県内:土居町、瓶ヶ森。 県外:本州(伊吹山、大峰山)、四国;朝鮮半島、中国大陸、インド北部。
生息状況
選定理由
過去の記録はあるが、その後の確認はない。生育地で即、同定することは難しく、持ち帰っての精査が必要となる場合が多い。とくに花期の調査でないと確認が難しい。高知県植物誌(2009)では高知県の山地にも分布しており、また長田(1989)によれば瓶ヶ森が産地として紹介されているが、本亜種の現状は不明であり、今後とも調査、研究が必要である。
特記事項 和名は滋賀県伊吹山に因む。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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