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カワラニンジン

Artemisia carvifolia Buch.-Ham.(1814) 【 キク科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 畑や川岸、荒地に生育する一年草〜越年草。茎は多くの枝を出し、高さ50〜150㎝になる。葉は羽状に深く裂け、茎葉ともに毛はない。花は8〜9月に開花し、花は総状につき、全体では円錐花序となる。頭花は点頭し、半球形で、径5〜6㎜。総苞片は緑色で外側に腺点がある。風媒花で、花冠には管状花のみで舌状花はなく、黄色。果実は痩果で、長さ約1㎜。
分 布 県内:四国中央市、南宇和郡、北宇和郡。 県外:本州(関東以南)、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸。
生息状況
選定理由
かつては稀に点在していたが、近年の確認報告がなく、現状は不明である。
特記事項 前回の学名はA. apiacea Hance(1852)としたが、先取権から、より古いものを採用した。和名は河原によく生えること、葉が野菜のニンジンに似ることからという。古くは、中国大陸から薬用植物として輸入され、後に野生化したものと考えられている。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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