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バアソブ

Codonopsis ussuriensis (Rupr. et Maxim.) Hemsl. 【 キキョウ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 向陽の草地や林縁に生育する多年生の蔓(つる)性草本。茎は白毛を散生し、若いときはとくに多い。葉は互生、短枝では3〜4枚がつき、裏面に白毛が密生する。花期は8月。花冠は鐘形、長さ20〜25㎜。蒴果は偏球形、径10〜13㎜。種子は長楕円形、濃褐色で光沢があり、翼がない。同属のツルニンジンC. lanceolataは産量も豊富で、葉の裏面はふつう無毛、種子は光沢がなく、片側に翼があるので区別できる。
分 布 県内:西条市、大野ヶ原、出石山。 県外: 北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国、他。
生息状況
選定理由
本種は西条市、大野ヶ原、出石山の記録があるが、もともと少なく草地開発、管理放棄などにより減少し、分布情報が乏しく現状が不明である。大陸系遺存植物(いわゆる満鮮要素系植物)で、最終氷河期に朝鮮半島から九州北部、中国地方、四国に分布を広げたものと考えられている。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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