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ハマネナシカズラ

Cuscuta chinensis Lam. 【 ヒルガオ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 海岸の砂地や河口などのハマゴウなどに寄生する一年草である。アメリカネナシカズラC. campestrisほどは黄色ではなく、淡黄色〜紫褐色である。花期は7〜10月で、花冠と萼片が白色の小さな花をつける。萼片の中肋は外面で隆起しており、稜をなしている。果実は熟しても、花冠に包まれたままである。
分 布 県内:西条市、松山市、松前町。 県外:本州(中部以西)、四国、九州、琉球;朝鮮半島、中国、他。
生息状況
選定理由
本種は前回の調査では海岸開発や帰化植物との競合により急減しているとされ、西条市、松山市、松前町の記録があるが、最近の確認記録がなく現状は不明であるとされていた。その後も現状が不明のままであるが、県内の海岸部や島嶼部において更に調査を行う必要がある。
特記事項 外来種のアメリカネナシカズラとの混同も考えられ、標本も含め、今後さらに調査を行う必要がある。藤井(2013)によれば、伊予(詳細産地不明)となっており、1922年の牧野富太郎の標本(MAKI147885)が紹介されている。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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