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ヤマゼリ

Ostericum sieboldii (Miq.) Nakai 【 セリ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 山地の林内や渓谷の縁などに生育する草丈50〜100㎝の大型の一稔性草で、開花までに数年かかり、開花、結実した個体は枯れる。茎は中空、無毛、上部は多く分枝する。葉は2〜3回3出羽状複葉になり、小葉は卵形または広卵形でやや薄く葉縁に粗い鋸歯がある。葉鞘は膨大しない。花期は7〜10月。茎頂や分枝した先端に小さな複散形花序を多数つける。花は白色の5弁花で花弁は内曲する。花序の下にある総苞片は線形から狭披針形。果実は長さ3.5〜4㎜の楕円形で、分果の背隆条は脈状で細く、側隆条は狭い翼状になる。油管は分果の表面側の各背溝下に1〜4個、分果が接しあう合生面に4〜8個ある。
分 布 県内:四国中央市。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国(東北、北部)。
生息状況
選定理由
四国中央市の記録があるが、最近の確認情報がなく現状が不明である。高知県植物誌(2009)によれば高知県でも記録があるので、本県においても更に調査、研究を行う必要がある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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