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ミヤマノダケ

Angelica cryptotaeniifolia Kitag. 【 セリ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
種の特徴 イシヅチノダケともいう。丘陵地の林縁などに生育する、草丈80〜180㎝のよく分枝する大型の一稔性草で、開花まで数年かかり、開花、結実した個体は枯れる。葉は3出羽状複葉で、小葉は幅の広い長卵形で葉柄があり、その基部は葉柄に流れず翼にならない。花は茎の先端部に複散形花序で、暗紫色の5弁花を多数、密につける。ノダケに似るが、全体に大きく、小葉も大きくて薄い。小葉の基部が葉柄に流れず翼にならないことが特徴。
分 布 県内:瓶ケ森、他。 県外:四国、九州(大分県)。
生息状況
選定理由
次の2種はよく似るが以下の相違点で識別できる。ノダケの頂小葉には、基部に翼があるがミヤマノダケには翼がない。またノダケはあまり枝分かれしないが、ミヤマノダケはよく枝分かれする。しかし、データ的に混同され、ノダケとの区分が十分でないため、本種の現状は不明である。
特記事項 日本固有種。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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