ナギ

Nageia nagi (Thunb.) Kuntze 【 マキ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 温暖な地に自生する常緑針葉樹で樹高は20mほどになる。樹皮は緑色を帯びた暗灰色で鱗片状に剥がれ暗褐色の斑紋ができる。葉は対生、革質で厚く光沢があり、葉の形は楕円状披針形で広葉樹のような形をしているが、中央脈がなく平行脈であることから裸子植物と分かる。雌雄異株で、5月頃に開花し、秋に径1.5㎝ほどの青白色の丸い実が熟す。
分 布 県内:愛南町。 県外:本州(和歌山県以南)、四国、九州、琉球;台湾島、中国大陸南部。
生息状況
選定理由
神社や寺院などにしばしば植栽され、ときには境内やその周囲で実生による繁殖が見られ野生化している場合もある。しかし近年、由良半島など愛南町内で自生と思われる群生地が確認されたが逸出の可能性も否定できず、今後、詳細調査が必要なことから、新たに情報不足(DD)として掲載した。
特記事項 高知県植物誌(2009)によれば高知の暖地では多数の自生が知られている。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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