1. HOME
  2. 高等植物
  3. イヌハギ

イヌハギ

Lespedeza tomentosa (Thunb.) Siebold ex Maxim.  【 マメ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 向陽の疎林の林縁、路側法面や草地などに生育する多年草で、茎は直立または斜上し、高さは60〜120㎝になる。茎の下部は木化する。全体に黄褐色のやや硬い綿毛が密生する。3出複葉で、小葉は広楕円形。花期は7〜9月、長い総状花序に多数の白色の蝶形花をつけ、結実性は高い。
分 布 県内:新居浜市、西条市、今治市、松山市、東温市、伊予市、伊方町。 県外:本州、四国、九州、琉球;朝鮮半島、中国大陸、ヒマラヤ。
生息状況
選定理由
草原型の植物で、河川、溜め池、海岸の護岸改修工事などや草地の植生遷移の進行によって減少が著しい。過去の記録は多いが近年では東温市と伊方町で確認されているものの個体数は少ない。また法面緑化の播種による逸出個体も出現し、自生株の現状は不明である。
特記事項 新設の道路、堰堤の周辺などに生育することが多い。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
分類別一覧ページへ