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ツクシヤマザクラ

Cerasus jamasakura (Siebold ex Koidz.) H.Ohba var. chikusiensis (Koidz.) H.Ohba 【 バラ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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ツクシヤマザクラ 画像
種の特徴 別名ツクシザクラという。ヤマザクラによく似るが、葉や花はより大型である。ヤマザクラの海岸(島嶼)型とも考えられたこともあるが、樹皮の肥厚や耐塩性には顕著な傾向は見られない。葉はやや厚くて大型、広楕円形から倒卵形、長さ6〜11㎝、幅6〜8㎝で、先は長い鋭形または鋭尖形、基部は円形。成葉の裏面は粉白色を帯びる。花序は散房状で2〜4花からなる。花弁は5個、長さ約1.7㎝、楕円形や倒卵形でふつう白色である。
分 布 県内:三崎半島。 県外:徳島県(記録)、高知県、九州(西海岸域、南部島嶼部)。
生息状況
選定理由
以前から本種の存在が話題になっていたが、最近、確定できたので新たにリストに加えた。しかしその分布情報などが不足している。
特記事項 変種説を認めないとする見解もある。学名はサクラ類をPrunus(スモモ)属とせず、最近のCerasus(サクラ)属を独立させる説に従った。
地方名 ---
撮影者:水本孝志執筆者: ---
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