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ナンゴクウラシマソウ

Arisaema thunbergii Blume subsp. thunbergii 【 サトイモ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 林内あるいは林縁に生育する多年草でウラシマソウに似るが、付属体下部は淡黄白色で太く、その部分に小さいしわが多数あり、ときに角状の突起が見られることで区別できる。花期は4月で、仏炎苞は濃紫色であり、ウラシマソウと同様に付属体はしだいに細くなり先は長く糸状になり、釣り糸を垂らしたようになる。
分 布 県内:四国中央市、松山市、大洲市、伊方町、宇和島市、愛南町、他。 県外:本州(山口県)、四国、九州。
生息状況
選定理由
前回の調査で西条市、松山市、東温市、吉田町、愛南町で確認されていた。今回は、四国中央市、松山市、大洲市、伊方町、愛南町の14ヶ所で確認された。海岸近くの林内あるいは林縁に生育しており、個体数は多くはない。しかし、愛南町鹿島ではシカが採餌しないため、個体数は比較的多い。園芸用としての採取による個体数の減少、森林の伐採による生育環境の悪化が懸念される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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