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フトヒルムシロ

Potamogeton fryeri A.Benn. 【 ヒルムシロ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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フトヒルムシロ 画像
種の特徴 山間、丘陵地の池沼、湿原内の池塘などに生える浮葉性の多年草。太い地下茎が泥中を這い、水中茎は水深によっては2mを超す。葉は互生。沈水葉は線形から披針形で6〜25㎝、明瞭な葉柄はない。浮葉は葉柄5〜15㎝、葉身は長楕円形から広楕円形で5〜13㎝、基部はくびれて円形または心形。4〜8月に、3〜6㎝の花穂を水面に出す。殖芽は形成しない。
分 布 県内:四国中央市、松山市、東温市、伊予市、砥部町、大洲市、西予市、八幡浜市、宇和島市、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、サハリン、千島列島。
生息状況
選定理由
各地の溜め池に見られるが、やや酸性の水域を好むため、生育地が限定される。谷から土砂流入による池沼の荒廃や開発、水質汚濁により減少している。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:白形毅史執筆者: ---
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