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カンサイタンポポ

Taraxacum japonicum Koidz. 【 キク科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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カンサイタンポポ 画像
種の特徴 草地や路傍などに生える多年草。葉は根生し、春に径2〜3㎝の黄色い頭花をつける。総苞はすべて上向きとなり、総苞片の外片が内片の半分よりも短く角状突起はないかごく小さい。花粉は均一である。同属のセイヨウタンポポは総苞片が下部に反り返り、ヤマザトタンポポは総苞片が長いことと花粉が不均一なことで容易に識別できる。
分 布 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、松山市、宇和島市、他。 県外:本州、四国、九州、琉球。
生息状況
選定理由
徳島県、香川県には多産することから県境を越えた四国中央市のものは自然分布と思われるが、他の確認地は城址や神社境内などに隔離分布することから過去に人為的に持ち込まれた可能性が否定できない。しかし西条市では山裾の耕作放棄地の畦畔に群生するなど分布についてはなお不明な点が残る。四国中央市にはかなり多く点在していることから前回の絶滅危惧Ⅱ類(VU)を準絶滅危惧(NT)に下方修正した。今後、農地整備や法面改修などにより減少する可能性がある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:松井宏光執筆者: ---
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