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ハナタツナミソウ

Scutellaria iyoensis Nakai 【 シソ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ハナタツナミソウ 画像
種の特徴 山地の木陰に生育する多年草である。地下茎を伸ばす。茎は稜に上向きの細毛が密生し、枝分かれせずに直立し、高さ20〜40㎝になる。葉は対生し、1〜2.5㎝の葉柄があり、葉身は上部の葉は三角形状披針形、下部の葉は卵形となる。両面に腺点が多く、上面脈上に軟毛がある。5〜6月、茎の先に2〜7㎝の穂状の花序を出し、青紫色の唇形花を一方向につける。花冠は長さ27〜32㎜と大きく、筒部の基部で折れて直角に立ち上がる。
分 布 県内:西条市、東温市、久万高原町、皿ヶ嶺、瓶ヶ森、内子町、宇和島市、他。 県外:本州(中国地方)、四国。
生息状況
選定理由
県内各地で現存が確認されているが、稀少な植物である。
特記事項 基準標本産地は鬼ヶ城山で、1928年に発表された。
地方名 ---
撮影者:白形毅史執筆者: ---
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