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クルマバアカネ

Rubia cordifolia L. 【 アカネ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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クルマバアカネ 画像
種の特徴 暖地の海岸あるいは海岸林の林縁に生育する蔓(つる)性の多年草である。茎は4稜で、下向きの刺がある。葉は長い柄があって葉身はやや厚くて小さく、卵状長楕円形または卵形で先は急に狭まって短く尖り、基部は卵形、時に浅い心形となり、茎の主軸には6〜8枚、枝には4枚の葉が輪生する。花期は9〜10月で、葉腋に黄緑色の小さな花を多数つける。液果は黒色に熟する。
分 布 県内:伊方町、西予市、宇和島市。 県外:本州(中国地方)、四国、九州(北部);朝鮮半島、中国大陸(東北部)、ウスリー、アムール。
生息状況
選定理由
本県西南部の暖地の海岸あるいは海岸林の林縁に生育しており、個体数は比較的多い。本種は園芸的な価値は少なく採取の心配はないが、道路拡張工事、海岸林の伐採、海岸の護岸工事などに伴う生育地の減少や生育環境の悪化が懸念される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:水本孝志執筆者: ---
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