ホソバシロスミレ
Viola patrinii DC. var. angustifolia Regel 【 スミレ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
| 種の特徴 | 山地の日当たりの良い草地や湿った場所に生える多年草。根は褐色を帯び、葉は長卵形か長楕円状披針形で基部が狭くなりほこ形となる。一般に葉の数は少なく2〜3枚のことが多く、葉柄のとくに長いのが目立つ。花は白色で側弁と唇弁に紫条が入る。径10〜16㎜、側弁内は有毛。花期は4〜5月。 |
|---|---|
| 分 布 | 県内：四国中央市、新居浜市、久万高原町、西予市。 県外：本州（中国地方）、四国、九州。 |
| 生息状況 選定理由 |
生育に適した湿地、草地の開発などで減少し、園芸採取でさらに減少した。 |
| 特記事項 | 前回よりも生育地や個体数が共に多いことが確認されたので、ランクを下げて準絶滅危惧（NT）とした。 |
| 地方名 | --- |
撮影者：伊藤隆之執筆者： ---
