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シコクシラベ

Abies veitchii Lindl. var. reflexa Koidz. 【 マツ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 四国の亜高山帯に生える常緑針葉樹で、樹高は約20mに達する。樹皮は白色で、若枝には褐色の短毛が生える。本州に分布するシラベ(シラビソ A. veitchii)の変種で、球果がひとまわり小さく丸みがあり、葉が短く先が太くなることなどがシラベと異なる。
分 布 県内:赤石山系、笹ヶ峰、石鎚山。 県外:四国(徳島県)。
生息状況
選定理由
生育地は標高1700mあたりから上部の岩礫地に極限している。林内には後継樹が生育しているが、生育地全体がササの侵入で狭められる傾向にあり、また長期的には温暖化による競争力の低下が懸念される。
特記事項 石鎚山、剣山の標本で新(変)種として記載された(1916)。また襲速紀(そはやき)要素植物の一つとされる。
地方名 シラベ
撮影者:---執筆者: ---
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