1. HOME
  2. 高等植物
  3. ナギラン

ナギラン

Cymbidium nagifolium Masam. 【 ラン科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 照葉樹林や竹林などの林内に生育する高さが10〜20㎝くらいの多年生のランである。披針形の葉は革質で硬く、普通1〜3個である。葉の先端部には微細な鋸歯がある。花期は6〜7月で、淡紫色を帯びた白色の花を数個つける。葉の形がナギの木の葉に似ていることからこの名がついた。
分 布 県内:南予。 県外:本州(関東南部以西)、四国、九州、琉球;台湾島、タイ、ビルマ、マレーシア、ヒマラヤ。
生息状況
選定理由
過去には南予の記録があったが、今回の調査では南予で6ヶ所の生育地が確認された。エビネなどと同様に、照葉樹林や竹林などの林内に生育していたが、園芸採取による個体数の激減により、近年の記録は非常に少ない。今後も、園芸採取による個体数の減少および森林の伐採、遷移の進行に伴う生育環境の悪化が懸念される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
分類別一覧ページへ