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ハンノキ

Alnus japonica (Thunb.) Steud. 【 カバノキ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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ハンノキ 画像
種の特徴 溜め池の岸や沢沿いの放棄水田や畦畔などの湿った場所に生える落葉高木で、樹高は20mに達する。葉は互生し、長さ5〜10㎝の楕円形で、先端は尖り、葉縁には細かい鋸歯がある。春早くに開花し、雄花序は穂状となって細長くて垂れ下がり、雌花は紅紫色の楕円形で上向きにつく。
分 布 県内:今治市、西条市、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州、琉球;朝鮮半島、台湾島、中国大陸、ウスリー、南千島。
生息状況
選定理由
生育地は限られており、山麓に位置するため開発により減少している。とくに一部では大規模開発による生育地の消滅も発生しており、現存する群落の保全が求められる。しかし近年、高縄半島山麓の溜め池の堤体などに点々と生育していることが確認されたため、前回の絶滅危惧ⅠB類(EN)から絶滅危惧Ⅱ類(VU)に下方修正した。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:白形毅史執筆者: ---
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