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イチイ

Taxus cuspidata Siebold et Zucc. 【 イチイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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種の特徴 冷温帯から亜寒帯に分布する常緑針葉樹で、樹高は20mくらいになる。樹皮は赤褐色で縦に浅い溝があり、薄く剥げる。葉は互生し、光沢のない濃緑色の線形で、長さ1.5〜2.5㎝、幅2〜3㎜、先端は尖るが質は軟らかいので触っても痛くない。葉の下面は淡緑色。雌雄異株で3〜5月に開花し、果実は9〜10月に赤く熟す。果実の赤い部分は肥厚した多汁質の仮種皮で盃状(臼状)に種子を包む。
分 布 県内:東赤石山、石鎚山、小田深山、他。 県外:北海道、本州、四国、九州;千島、樺太、朝鮮半島、中国大陸、シベリア東部。
生息状況
選定理由
県内では比較的稀少な種であり、森林伐採などで減少することが懸念される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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