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マツグミ

Taxillus kaempferi (DC.) Danser 【 ヤドリギ科(APG:オオバヤドリギ科) 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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マツグミ 画像
種の特徴 ヤドリギの一種で、モミ、ツガ、マツなどの針葉樹の枝や幹に半寄生する小型の常緑低木である。若い枝には褐色の短毛が密生するが後に無毛となる。葉は、普通は対生し、葉身は倒披針形で長さ1.5〜4㎝、全縁で葉先は丸い。7〜8月ころ、赤色の小さな花をつける。果実はほぼ球形で径5㎜ほど、春から初夏に赤く熟す。果実は液果で、種子のまわりには粘液があり、他の物に付着する。
分 布 県内:新居浜市、今治市、松山市、伊予市、大洲市、八幡浜市、宇和島市、他。 県外:本州(関東地方、富山県以西)、四国、九州。
生息状況
選定理由
マツ枯れの急激な進行により、アカマツをホスト植物とするものについては急減している。今治市志島ヶ原海岸など松林が保全されている場所では依然として群生している。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:伊藤隆之執筆者: ---
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