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ガンゼキラン

Phaius flavus (Blume) Lindl. 【 ラン科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
ガンゼキラン 画像
種の特徴 渓谷沿いの照葉樹林内などに生育する多年生のランで、稜がある卵状円錐形の偽球茎が目立つ。葉は普通、3〜5枚で、狭長楕円形をしている。花期は5〜6月で、総状花序で、ややまばらに淡黄色の花を5〜18個つける。唇花弁の先端の縁には褐色を帯びた多数のひだがある。葉に黄色の斑点があるものをホシケイランを呼ぶ。
分 布 県内: 南予。 県外: 本州(伊豆七島、静岡県、紀伊半島)、四国、九州、琉球;台湾、フィリピン、マレーシア、インド。
生息状況
選定理由
南予の2ヶ所で記録があるが、前回および今回の調査では確認されなかった。花が綺麗であるために園芸採取と同時に、森林の伐採に伴う生育地の減少が個体数の激減の原因であると考えられる。今後も採取が懸念されるため、監視体制の確立と同時に、早急な本種の分布調査と生育地の保全を行う必要がある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:池内 伸執筆者: ---
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