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アオノクマタケラン

Alpinia intermedia Gagnep.  【 ショウガ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 暖地の林床に生育する大型の常緑の多年草で、高さは50〜150㎝。葉は狭楕円形で、縁以外は両面とも無毛で光沢があり、葉柄基部は鞘となって茎を包む。花期は7月ころ。茎の先に、白色で淡紫色を帯びる花を多数つける。果実は径1㎝ほどの球形で、赤く熟す。和名は「青熊竹蘭」で、花がランに似ていて、葉が大きくたくましく竹に似ていることに因む。同属のハナミョウガよりも暖地に分布する。
分 布 県内:西予市、宇和島市、愛南町。 県外:本州(伊豆七島、紀伊半島)、四国、九州、南西諸島;中国大陸、台湾島。
生息状況
選定理由
西予市三瓶町と宇和島市城山で記録されており、近年は愛南町当木島で確認された。愛南町や宇和島市の島嶼部の照葉樹林内には点在していると思われるが、現地確認が難しい場合がある。もともときわめて稀少な植物であり、生育地も限定されている。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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