1. HOME
  2. 高等植物
  3. アゼスゲ

アゼスゲ

Carex thunbergii Steud. 【 カヤツリグサ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 川端や池畔などの水湿地に生える多年草。地下茎があり、茎は高さ30〜70㎝。ヤマアゼスゲに似るが、茎の基部の鞘に糸網がなく、葉のふちは乾くとわずかに内に巻く。果胞はヤマアゼスゲと同じ両凸レンズ型であるが、稜間に4〜5脈があり、上部に小乳頭状突起があって急に短いくちばしになり、口部はやや凹むか切形で2歯とならない。などの相違点がある。果期は5〜6月。
分 布 県内:西条市、大洲市、松野町。 県外:北海道、本州、四国、九州(大分県)。
生息状況
選定理由
松野町以外は古い標本や記録によるもので、現況は確認できなかった。図鑑などによると普通に見られるスゲとしているが、四国では徳島県、高知県とも確認地はごくわずかであり、四国、九州では稀少なようである。河川や溜め池の改修、灌漑用水路のコンクリート化などにより絶滅の恐れがある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
分類別一覧ページへ