ツクシクロイヌノヒゲ
Eriocaulon kiusianum Maxim. 【 ホシクサ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
| 種の特徴 | 湿地に生える一年草。葉は多数を根生し、長さ10〜18㎝、幅3〜6㎜。線形で先端に向かい細くなる。花茎は葉身より長い。頭花は雄花、雌花が密生し直径4〜5㎜、花苞や萼片が黒ずむ。総苞片は長楕円形で頭花とほぼ同長。沈水状態では水深にあわせて花茎が伸長する。花の各部位の毛の有無や黒ずみ具合など変異が多い。 |
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| 分 布 | 県内：西予市。 県外：本州、四国、九州。 |
| 生息状況 選定理由 |
近年、水位の低下した2ヶ所の池畔で生育が確認され、新たに絶滅危惧ⅠB類（EN）として記載した。自生地にはサイコククロイヌノヒゲ（ツクシクロイヌノヒゲと同種として分離しない見解もある）など変異型と考えられる個体も生育している。今回の選定はこれらも広く含めた。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | --- |
撮影者：白形毅史執筆者： ---
