シマキケマン
Corydalis balansae Prain 【 ケシ科（APG：ケマンソウ科） 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
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| 種の特徴 | 海岸近くの林縁に生育する越年草で、粉白色を帯び全体は無毛である。茎の高さは15〜40㎝になり、葉は2回羽状複葉である。花期は4月、花は淡黄色で、距が短い。蒴果にはくびれがなく、種子の表面には凹点がある。 |
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| 分 布 | 県内：八幡浜市、西予市、伊方町。 県外：四国、九州、琉球；台湾島、中国大陸（南部）。 |
| 生息状況 選定理由 |
本県の生育地は本種の分布の北限と考えられる。林縁に稀に生育しており、個体数は非常に少ない。今回の調査では3ヶ所で確認され、今後さらに調査を行う必要がある。本種は園芸的な価値は少ないので採取ではなく、林縁の遷移の進行、森林の伐採などによる生育環境の悪化が懸念される。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | --- |
撮影者：水本孝志執筆者： ---
