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ヤシャビシャク

Ribes ambiguum Maxim. 【 ユキノシタ科(APG:スグリ科) 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
ヤシャビシャク 画像
種の特徴 深い山の樹上に生育する落葉低木で、茎は樹幹から垂れ下がり、時には茎の太さが3㎝に達するものがある。葉は互生、短枝の先に束生する。葉は長さ3〜4㎝の円腎形で、両面に軟毛が多く、縁には鈍鋸歯があり、浅く5〜7裂する。葉柄には軟毛が密生する。雌雄異株で、夏ころに葉腋に1〜3個の柄のある花をつける。果実は径7〜12㎜の球形の液果で腺毛が密生し、9月頃に緑色に熟す。
分 布 県内:四国中央市、石鎚山系、今治市、伊予市、内子町、久万高原町、他。 県外:本州、四国、九州;中国大陸(西部)。
生息状況
選定理由
各地の樹林内に点在していると思われるが、近年は伊予市と久万高原町など数ヶ所で現存を確認したのみである。園芸採取や森林伐採で減少している。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:伊藤隆之執筆者: ---
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