ヤクシマアカシュスラン
Hetaeria yakusimensis (Masam.) Masam. 【 ラン科  】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
| 種の特徴 | 常緑広葉樹林内の地面に生える多年草で、茎は直立し高さが20㎝くらいになる。葉は2〜5枚で、互生し、両面とも無毛である。花期は8〜9月で、有毛の花序には3〜15個の帯紅色の小さな花がまばらにつく。花の色と側萼片が斜卵形でやや小さいこと、唇弁内の突起が角状であることから、カゲロウランと区別できる。 | 
|---|---|
| 分 布 | 県内:南予。 県外:本州(伊豆七島)、四国(高知県)、九州(南部)、琉球;台湾島、ジャワ。 | 
| 生息状況 選定理由  | 
前回の調査では、南予において1ヶ所で確認された。今回の調査でも南予において1ヶ所で確認された。照葉樹林内にごく稀に生育しており、四国における本種の分布の北限にあたると考えられ、本種の分布については今後も調査、研究が必要である。採取による個体数の減少はもちろん、森林伐採、遷移の進行に伴う生育地の減少及び生育環境の悪化が懸念される。 | 
| 特記事項 | --- | 
| 地方名 | --- | 
撮影者:---執筆者: ---
