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キリシマエビネ

Calanthe aristulifera Rchb.f.  【 ラン科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
種の特徴 照葉樹林内に生育する多年草で、偽球茎がエビネより小さく丸い。葉はエビネより細く先端が尖り、裏面には短毛がある。花期は4〜5月で、白色から淡紅色の可憐な花を10〜15個垂れ気味につける。花は全開せず、唇弁の中裂片はやや大きく、切頭で突端である。距は萼片より長いが、長さは15㎜くらいである。
分 布 県内:南予。 県外:本州(近畿地方南部)、四国、九州、琉球。
生息状況
選定理由
昔のエビネブーム時以来、園芸用の採取で個体数が激減し、近年はほとんど確認されていない。園芸採取による個体数の減少および森林伐採に伴う生育環境の悪化が懸念される。さらに、シカによる食害などの影響も心配される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
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