ヒナザサ
Coelachne japonica Hack. 【 イネ科  】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)

| 種の特徴 | 山間の水辺や湿地に稀に見られる柔らかい感じのする小型の一年草。下部の稈は地表を這って節ごとに直立した高さ5〜20㎝の枝を伸ばして群生する。葉は披針形で先が尖り、長さ1〜3㎝、幅2〜6㎜とやや幅広い。無毛で葉舌はない。花序は円錐花序で長さ1.5〜3㎝、まばらに枝を分けて、先に少数の小穂をつける。ハイチゴザサIsachne nipponensisに似るが葉舌はないことや葉が無毛であることなどが異なる。 | 
|---|---|
| 分 布 | 県内:大洲市。 県外:本州、四国、九州。 | 
| 生息状況 選定理由  | 
2011年、大洲市内の山間の溜め池で発見された。県内唯一の自生地である。 | 
| 特記事項 | 日本固有種。 | 
| 地方名 | --- | 
撮影者:白形毅史執筆者: ---
