1. HOME
  2. 高等植物
  3. ヒロハヤブレガサモドキ

ヒロハヤブレガサモドキ

Syneilesis tagawae (Kitam.) Kitam. var. latifolia H.Koyama 【 キク科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 乾いた草地や林内に生育する多年草。愛媛県と高知県の固有種。茎は高さ1〜1.2m。茎の下部につく葉は楯状につき、径24〜30㎝の光沢のある円形で、掌状に6〜8片に深裂し、多くの場合は裂片がさらに2裂する。7〜8月ころに茎の先に散房状に頭花をつける。頭花は、淡紅色の筒状花からなる。ヤブレガサは葉の光沢がなく、裂片が広く、花序が円錐形になることで区別できる。若葉は密にくも毛をかぶり、すぼめた傘を開くように出てくる。
分 布 県内:西予市。 県外:四国(高知県)。
生息状況
選定理由
西予市内の植林内に生育しているのみである。今後、厳重な保全が求められる。前回はヤブレガサモドキSyneilesis tagawae(Kitam.)Kitam.としたが、その後の研究で変種ヒロハヤブレガサモドキとされた。葉の裂片に不規則な鋸歯があり、花序の柄では広角度に開出するなどの特徴がある。基準産地は西予市である。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:---執筆者: ---
分類別一覧ページへ