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タチモ

Myriophyllum ussuriense (Regel) Maxim. 【 アリノトウグサ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
タチモ 画像
種の特徴 池沼などの浅水中に生育する沈水から抽水生から湿生の多年草。短い地下茎から茎を伸ばす。水中では繊細な長さ15〜25㎜の羽状の葉を対生から4輪生する。水面に達すると気中に伸びて立ち、長さ4〜10㎜、羽状から線形の葉身の太い気中葉となる。陸生形では高さ5〜15㎝ほどになる。雌雄異株で、花は気中葉の葉腋につける。冬に太さ1〜2㎜の殖芽をつくる。
分 布 県内:新居浜市、西条市。 県外:北海道、本州、四国、九州;中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
県内では2ヶ所の溜め池で生育が確認できるのみである。溜め池の改修工事に際しては事前に保全策を検討する必要があるなど自生地の環境の維持が望まれる。
特記事項 全国的に減少種であり、四国では高知県以外に自生しているがいずれも絶滅危惧種に指定されている。
地方名 ---
撮影者:白形毅史執筆者: ---
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