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チョウセンゴヨウ

Pinus koraiensis Siebold et Zucc. 【 マツ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
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種の特徴 マツ科マツPinus属の常緑針葉高木で、樹高は30mにも達する。ゴヨウマツの仲間で、葉は5枚が束となり短枝につく。葉の長さは7〜12㎝で、ゴヨウマツ(ヒメコマツ)よりもはるかに長い。本州の中部地方に分布するが四国の東赤石山の南斜面にもわずかに群生している。
分 布 県内:東赤石山。 県外:本州(中部);朝鮮半島、中国大陸(東北部)、ウスリー。
生息状況
選定理由
個体数は数十株と少なく、植林に接しているため誤認による伐採の可能性もある。
特記事項 大陸系遺存植物(いわゆる満鮮要素系植物)で、最終氷河期に朝鮮半島から九州北部、中国地方、四国に分布を広げたものと考えられている。植物の分布地理上、重要であり厳重な保全が求められる。
地方名 チョウセンマツ
撮影者:---執筆者: ---
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