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ヒメアカガイ

Scapharca troscheli【 フネガイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅(EX)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
ヒメアカガイ画像
種の特徴 殻長5㎝、殻高3.7㎝の箱形の二枚貝。殻は厚く、よく膨らむ。殻表は24本内外の太い放射肋があるためシロクサルボウという別名がある。殻表は白色だが黒褐色の殻皮に覆われる。内湾潮間帯の砂泥底のアマモの間などに生息する。
分 布 県内:宇和島市以南。 県外:九州。
生息状況
選定理由
主に1940年代以前に採集された中原東五氏や河野通徳氏の標本中には多数の生貝標本が見られる。現在は吉田湾以南の河口干潟で、かなり古い死殻が採集されるだけで、すでに絶滅したものと思われる。
特記事項 県外でも広く生息していたようだが、近年は九州の一部にしか生息してない。WWFジャパンのサイエンスレポートでは絶滅寸前。
地方名 ---
撮影者:石川 裕執筆者: 石川 裕
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