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コイソカニムシ

Nipponogarypus enoshimaensis Morikawa, 1955 【 サバクカニムシ科(クモガタ綱カニムシ目) 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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コイソカニムシ 画像
種の特徴 体長雌雄とも2.5㎜内外。海岸の崖地、潮間帯の岩礁の間隙などに生息する。生活史不詳であるが成体は4〜12月に採集されている。
分 布 県内:西条市(河原津大崎ケ鼻)、今治市(大角鼻、伯方島竹田)、松山市(梅津寺町黒岩、高浜町白石ノ鼻、興居島、津和地島)、八幡浜市(諏訪崎)、 宇和島市(岩松大日提)。 県外:本州、四国、九州、南西諸島。小笠原諸島。
生息状況
選定理由
現在、県内の比較的広域で生息が確認されているが、生息地は自然海岸の海に面する崖地に限定されている。海岸沿いの道路建設やコンクリート護岸化で自然海岸は本土側でも島嶼部でも減少しており、現存する生息地については今後、環境改変に注意が必要と考えられる。
特記事項 現在のところ日本固有種。
地方名 ---
撮影者:毛利俊樹 執筆者: 石川和男・鶴崎展巨
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