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ゴホントゲザトウムシ

Himalphalangium spinulatum (Roewer, 1911)  【 マザトウムシ科(クモガタ綱ザトウムシ目) 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
情報不足(DD)
ゴホントゲザトウムシ画像
種の特徴 体長1㎝内外。大型でやや短脚のザトウムシ。体は黒褐色ないし茶褐色で腹部背面の中央に5個の短いとげが縦列する。幼体越冬で、成体は5〜6月頃にみられる。人里周辺の竹林や雑木林のおもに林床に生息するが、非常に局地的。写真は東温市水天宮産の雌亜成体。
分 布 県内:東温市水天宮、八幡浜市大平愛宕山、西予市宇和町卯之町愛媛県歴史文化博物館。 県外:栃木県以西の本州、四国、九州(国内では局地的);朝鮮半島、中国大陸。
生息状況
選定理由
生息地は開発の影響を受けやすい人里近くの竹林・雑木林に限定されており、かつ、非常に局地的。以前に生息が確認されていた松山市御幸寺山では、1995年以降は確認できず、絶滅したと考えられる。手入れ不足で林床が暗くなりすぎたことが原因かもしれない。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:鶴崎展巨執筆者: 鶴崎展巨
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