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ナラヤブメクラチビゴミムシ

Yamautidius (Yamautidius) edentatus S. Uéno 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
要注意種(AN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 体長3.4〜3.55㎜。ヤマウチメクラチビゴミムシY. yamauchiiに似るが、上翅がより強く膨隆し、♂交尾器内袋表面に歯群がなく骨片はより短いことで区別できる。ナカツメクラチビゴミムシY. basisquamatusやヨコクラメクラチビゴミムシY. eosとも近縁であることが知られている。
分 布 県内:久万高原町。 県外:−
生息状況
選定理由
久万高原町(旧柳谷村)奈良藪にある石灰洞(マチキヤマノ縦穴)で採集された5頭の標本が知られているだけである。マチキヤマノ縦穴は15mほどの深さがあり、底に堆積した土や岩を30㎝ほど掘って発見したという。マチキヤマノ縦穴における現在の生息状況はまったく不明であるが、洞周辺部および洞内環境には大きな変化はないと考えられるので、現在も安定した発生が続いていると思われる。
特記事項 愛媛県固有種。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: 原 有助、菅谷和希、酒井雅博
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