ヤマウチメクラチビゴミムシ
Yamautidius (Yamautidius) yamauchii S. Uéno 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
要注意種(AN)
環境省カテゴリー
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| 種の特徴 | 体長3.6㎜。比較的大型な種類。♂交尾器内袋上に大きな骨片および硬化した歯群を有する。ナラヤブメクラチビゴミムシY. edentatesおよびミナミヤマメクラチビゴミムシY. latipennisと近縁であることが知られている。近年の調査では天狗高原の北西部より本種によく似た種類が地下浅層より採集されているため、周辺の地下浅層より見出される可能性もある。 | 
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| 分 布 | 県内:西予市。 県外:− | 
| 生息状況 選定理由  | 
基準産地は野村町小屋の羅漢穴でエントランスから25m付近の石下より採集された1頭の♂によって記載された。その後の度重なる調査においても全く採集されておらず本洞窟へは周辺の地下浅層から迷い込んだ可能性もある。 | 
| 特記事項 | 羅漢穴には3属3種類のチビゴミムシ類が生息しているが、その中で最も珍しい種である。愛媛県固有種。 | 
| 地方名 | --- | 
撮影者:---執筆者: 原  有助、菅谷和希、酒井雅博 
