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イグチケブカゴミムシ

Peronomerus auripilis Bates 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
イグチケブカゴミムシ 画像
種の特徴 体長9〜9.5㎜。背面の金色の立毛がよく目立つ種。前胸背板両側の最広部は突き出しており、後角は小歯状。上翅条溝は深く、強く点刻される。間室は隆起し、横じわ状に点刻される。触角は基部が黄褐色で他は褐色。脚は黄褐色。近似種のクロケブカゴミムシは、本種に比べて前胸の最広部は尖らず、背面の毛も目立たない。低地の河川に生えるヨシの根際などかなり多湿な環境に生息し、灯火にも飛来する。
分 布 県内:松山市、東温市、砥部町、大洲市。 県外:北海道、本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
重信川と肱川の流域からの記録がある一方で、小規模な河川や池沼からは見つかっていないことから、県内では、大きな河川が主な生息地のようである。重信川の森松町付近では、現在も毎年確認されている。これまでの生息情報は断片的であるが、近年の河川改修や瀬切れ日数の増加などにより減少したと考えられる。県外でも複数の自治体がレッドリストに掲載している。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:武智礼央 執筆者: 武智礼央、酒井雅博
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